【24年4月 新オープン】富山で人気のパティスリーJUN 松田シェフが新たに挑むチーズケーキの極み【FROMAGERIE FROMAGE-N】チーズケーキと紅茶のテイクアウト専門店
人気のパティスリー「JUN」のオーナーシェフが
奥が深いチーズケーキに挑んだ新ブランド
2024年4月、富山市町村にチーズケーキのテイクアウト専門店がオープン。
店の名は「FROMAGERIE FROMAGE-N(フロマージュリー フロマージュン)」。富山で人気のパティスリーやショコラトリー「JUN」を展開するオーナーシェフの松田淳さんが立ち上げた新しいブランドです。
「お客さまから、これぞ!というチーズケーキを作ってほしいと言われて、改めてチーズケーキに向き合いました。いざ作り出してみると奥が深くて、チーズケーキは面白いです」と松田さん。
店があるのは、富山市の中心市街地から立山方面へと向かう県道の富山立山公園線沿い。松田さんが最初に立ち上げたパティスリーを改装したという店舗で、シンプルで洗練されたモダンな店舗が目を引きます。
シックな店内でスポットライトを浴び、宝石のように並べられているのが力作のチーズケーキ「アンティム」です。
チーズの風味を最大限引き出すため甘さは控えめ
「親密な、相性がよい」という意味のフランス語の名前を持つチーズケーキは、その名の通り、松田さんが素材の組み合わせやバランスを入念に考え、もっともそのよさが引き出されるように作り上げた自信作。
チーズケーキの味を極上のものにするため、細部まで徹底的にこだわりました。
「たとえば、砂糖を加えていくと素材の風味が出てきますが、ある一定の量を超えると風味よりも甘みを感じるようになってしまいます。だから私は風味を十分引き出せるところまで甘さを足して、それ以上は加えないんです」(松田さん)
チーズの風味が最大限に感じられるギリギリを目指したため、一般的なケーキよりも甘さは控えめに感じる人もいるかもしれません。ですが、その分、チーズの濃厚な香りやコクを堪能することができます。
使うチーズは北海道産のクリームチーズ。
フレッシュなオレンジジュースとバニラ、杏仁の香りづけに使われるアマレットなどを使用し、なめらかな舌触りと奥深い香りの余韻に浸ることができます。
「チーズケーキと聞いてみなさんがイメージする味があると思うんですが、その基準を超えていきたいですね。もう一度食べたい思う、誰かに贈りたいと思うチーズケーキを追及してたどり着いたのがこの味です」(松田さん)
季節限定のフレーバーなどが揃うチーズケーキ
冷凍でギフトにも◎
フレーバーにもこだわりました。
通年で味わうことができるのは、ベーシックな「ナチュール」に加えて「ピスタチオ」「チャイ」の3種類。それに、栗や梅など、旬の食材や季節ならではのテイストなど、10種類以上のラインナップを予定しています。
個々の食材が互いを邪魔することなく、それぞれの風味がゆるやかに主張くる感じも心地良く、後味の余韻にも浸れることができる味わいです。
「FROMAGERIE FROMAGE-N」テイクアウト専門店で、販売するのは冷凍のチーズケーキです。
「冷凍なら日持ちもして、大切な方に贈ることもできます。ケーキ作りを通して故郷を元気にしたいという想いもあるので、全国のみなさんに富山のケーキを発信できたらと思っています」(松田さん)
チーズケーキに合う希少な紅茶「ロティウス」も販売
チーズケーキと一緒に店頭に並ぶのが、10種類以上の紅茶。
この紅茶にも、松田さんのこだわりが貫かれています。
「このチーズケーキに合う紅茶を厳選しました。なかでもフランスの老舗ブランドメーカーが廃盤にした“ロティウス”を特別に作ってもらえることになりました。なので、世界中でここでしか飲むことができません。チョコレートにもチーズケーキにも合うと思います」(松田さん)
人気のパティスリー、ショコラトリーを手掛ける松田さんが新たな味の境地に挑むチーズケーキのテイクアウト専門店。
近いうちに富山市婦中町の「Le séjour de JUN(ル・セジュール ド ジュン)」のカフェスペースでも食べられるようになるそうです。
詳細はホームページやInstagramのお知らせをご確認ください。
店舗情報
【チーズケーキ専門店 FROMAGERIE FROMAGE-N】
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記事編集:nan-nan編集部